合コン参加のお誘い
元妻との出会いのきっかけは、当時勤めていた会社の男性先輩が企画した合コン参加です。
男性4人+女性4人の飲み会で、女性枠が先に埋まり、男性の数が足りずに僕が駆り出されました。男性先輩の同級生が女性側に居て、正確にはこの2人が周囲に声を掛けて企画したようです。結果、参加者の内、僕だけが5歳下のアウェイ状態でした。なぜ僕に声が掛かったかというと…、話が脱線しますがお付き合い下さい。
当時、社内に僕と同い年の子がいました。その子は営業事務的なポジションで、見た目はエロカッコイイ系でサバサバした性格です。社内でも人気者でした。僕はその子に好意を抱き告白しました。悶々とするよりも「当たって砕けろ!」がモットーなので。結果は勿論、敗北です。その子には別の会社に勤める10歳位年上の彼氏がいたのです。まあ、綺麗な子だったので彼氏持ちなのも当然ですね。でも、彼氏がいることを、社内のほとんどの人は知らないようでした。その子とは失恋後も友好的に、異性の友達としてご飯食べに行ったりしてました。当時の僕にとっては刺激的な話をしてくれた子なので、別記事で書きますね。なお、僕の哲学上、彼氏持ちの人には手を出しません!
で、なぜか僕がフラれた話が社内に広まり、とある男性先輩から慰めではなく、こんな言葉を浴びせられました。「俺らのアイドルに手を出すな」と。ちょっと某業界なので詳細は控えますが、変人が多い会社だったんです。その後も、その暴言先輩からは1年位、陰湿なイジメを受け続けました。暴力はありませんでしたよ。1年後位には暴言先輩の誤解もあって和解できてます。
告白したのは会社でその子だけなのに、手当たり次第に手を出す奴という不名誉なイメージがついてしまいました。同期からは「獲物を狩るもの=Wolf」とあだ名が命名される始末。そのWolfの話が冒頭の合コンを企画した男性先輩の耳に入り、盛り上げ役として駆り出されることになったのです。
意気投合
さて、合コン会場です。といっても普通の居酒屋さんです。女性メンバは着飾ったお姉さんの方々。当時はバブル崩壊後でしたが、まだまだブランド信仰が強く、ハンドバックや服装の一部に有名ブランド品を身に着けていました。一方、男性メンバは、せめてもう少し清潔感ぐらいだそうよー!という感じです。自分を贔屓する訳ではないですが、ポロシャツ+ジーパンの僕が一番まともでした。
合コン全体としては、男性メンバが口下手で、話が盛り上がった記憶は残ってません。僕が盛り上げ役として駆り出されていたので、必死に喋っていた記憶がある位です。では、なぜ前妻と次回のデートの約束に辿り着けたのか?趣味の話で意気投合したからです。SMと関係無くてゴメンなさい。でも、普通の出会いってそんな感じでしょ?
男性メンバが各々所有する車、バイクの話がきっかけでした。僕は入社早々、ローンを組んで某スポーツカー(厳密にはスペシャリティカー?)を買っていました。マニュアル車です。前妻も車好きで、マニュアル車を運転できる人だったんです。で、「今度、運転させてよ!」という流れ。
ちなみに、この合コンの成約率は言わなくても解りますね?僕らのみです。
以上が、前妻との出会いです。SM要素皆無ですよね。当然です。ノーマル女性ですから。こうして数回のデートを重ねて、いよいよ初エッチを迎えますが、それは別記事で。
